春の明るい季節に「努力」なんて、

暗いテーマを選ぶやつだな・・・!と思われた方、

ぜひとも今日ここで、「努力」を再定義しましょう!


努力するときには「我慢」から入る日本人

過去に1万回以上リーディングを通して感じるのが、

多くの人にとって、

「努力」と「我慢」

この二つの言葉がセットになってしまっているということ。


  • 痩せるためには食べたい気持ちを我慢する

  • 受験勉強するために遊びに行くのを我慢する


こんな具合です。


自分の行動を変えるために必要なのは、

楽しいことを我慢するのではなくて、

「もっと楽しいことを想像すること」

に変えてみませんか?


だって、我慢しないといけないと分かっていたら、

長続きしそうにないし、つまらなそうだから。笑


しかも、直感的に感じる自分の欲を

無理に我慢すると、

自分の本音や欲求が分からなくなるので、

長期的には百害あって一利なしです。


我慢は美徳?

ヒーリングをしていると、

かなりの確率で

「土地のエネルギー」と言って、

この土地に染みついた常識を、

潜在意識の中に抱えていることがあります。


「我慢」という概念は、まさにその典型例で、

日本文化では美徳とされることが多いですが、

これ、かなりネガティヴな思考です。


なぜなら、

「我慢」は常に「失う」感覚と結びついているから。


「食べられないもの」「できないこと」に意識が向くと、

私たちの心は自然とそれを欲するようになります。


もっと楽しいことを想像する

バガヴァッド・ギータというインドの聖典には、

「カルマ・ヨーガ」(行為のヨガ)という項目があります。


この「カルマ・ヨーガ」は、

ただ「我慢する」のではなく、

行為の背後にある大きな目的に意識を向ける教えです。


例えば、

痩せようとするとき、「甘いものを我慢する」ではなく、

「健康な体で活力に満ちた生活を送る喜び」に焦点を当てる。


こんな感じです。


もっと楽しい未来を妄想するだけでウキウキできるのは、

「サットヴァ」(純粋性・調和)というエネルギーとも関連があるので、

①我慢せずに「カルマ・ヨーガ」が実践できる、

②ウキウキして「サットヴァ」(純粋性・調和)が増える、

良いことしかありません^^


他の日記帳にも書いていますが、

バガヴァッド・ギータには

「結果への執着なく行為せよ」

という教えがあります。


これは目標を持たないという意味ではなく、

行為そのものに喜びを見出すということです。


努力の定義を根こそぎ変える

努力することは骨が折れる大変な事柄に聞こえていた方、

ぜひ今日から努力を再定義してみてください。


あなたにとって「努力」とは?

を自分で定義してみましょう。


更に、自分自身を変えたいと思うとき、

「我慢」という言葉を「選択」に置き換えてみてくださいね。

「〜できない」ではなく「〜を選ぶ」という言葉に変えるだけで、

同じ行動でも心の感覚は大きく変わります。


バガヴァッド・ギータの教えを現代に活かすならば、

努力とは苦行ではなく、

より大きな喜びへの道なんです。

「より大きな喜び」が皆さんの手に届きますように!


by Jessica Kato 加藤ジェシカ

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