好き嫌いが激しくて食べる量も少ない子にはどう対処するのが正解か?

この日記帳は、公式LINEよりいただいた質問にお答えするコーナーです。


【ニックネーム】 はなママ

【自己紹介】 35歳の専業主婦です。6歳の娘と3歳の息子、そして夫との4人家族で暮らしています。料理や子育てについてアーユルヴェーダを参考にさせていただいております♡

【質問内容】 6歳の娘の食事の悩みについて質問です。 娘は幼い頃からあまり食べる量が多くなく、最近はさらに食べる量が減ってきています。一日三食きちんと食事の時間を設けていますが、ほんの少しつまむ程度で「お腹いっぱい」と言ってしまいます。特に野菜はほとんど口にせず、唐揚げやフライドポテトなどの揚げ物だけを好んで食べる傾向があります。何を食べさせたら良いでしょうか?アーユルヴェーダの観点から、原因特定お願いします!

食べたいものを食べたいだけ食べさせてあげてね。

無理に食べさせても、栄養になりません。消化力を育てることが先決なので、後述する消化力が育ちやすい環境づくりから始めてみてね。

はなママさん、ご質問ありがとうございます!

お子さんの食事の悩みは多くの親御さんが直面する課題ですが、

アーユルヴェーダに沿われていて、素晴らしいです!


アーユルヴェーダの視点から見ると、

お子さんの状態はアグニ(消化の火)が弱っていることが原因でしょう。

子供のアグニは大人に比べて繊細で、様々な要因で簡単に乱れます。


アーユルヴェーダでは、アグニは、

食べ物と感情の両方を消化します。


よって、

子供の自然な感覚や感情を尊重することもアグニを育てます。


子供のアグニを育てるのは親の役割だ

と言っているお医者さんに会ったことがあります。


食事を強制することは、

食べ物に対する否定的な感情を形成し、

長期的には食習慣を悪化させる恐れがあるので、

やってはいけません。


子供の食欲を増やすための4つの工夫

  1. アグニを優しく強化する

    朝食前に少量の生姜と蜂蜜を混ぜたものを与えると、

    自然とアグニが活性化します。

    強制せず、「特別なはちみつ」として楽しく取り入れてみてください。

  2. 食事の雰囲気づくり

    食べる時には、テレビやスマホなど、

    食事への集中を妨げるものをなくした状態でいただきましょう。

    アーユルヴェーダでは、食事中の感情も

    消化に大きく影響すると考えられています。

  3. 小さな皿に少量ずつ

    大きな皿に盛られた食事は子供を圧倒します。

    小さな可愛い皿に少量ずつ盛り、完食の喜びを感じやすくしましょう。

  4. 温かい食事

    冷たい食べ物はアグニを弱めます。

    温かい食事を中心に食べさせてあげましょう。


食欲をふやすための工夫

食事は、食べる前から始まっています!

食材にも興味を持てるように工夫してみてください。

  1. 子供と一緒に料理:簡単な料理のお手伝いを通じて、食材への興味を育みましょう。自分で関わった料理には愛着が湧くかも。

  2. 食事のルーティンアグニを整えるために、規則正しい食事時間を守りましょう。アーユルヴェーダでは、体内時計に沿った食事が消化力を高めるとされています。


アグニは強制されると弱くなる傾向があります。

逆に、愛情や優しさもアグニを育てます。

お子さんの感情を尊重しながら、

少しずつ食環境を整えていくことで、

自然と食習慣が改善していくはずです。

素敵な食卓の時間が増えますように!

質問を送りたい方は、公式LINEよりご連絡くださいませ♪

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