私がインドの学びを追求した結果得られたもの
私は、頭で考えることをやめた瞬間、人生が変わりました。
正確に言えば、
「頭で良いと思って選ぶこと」と
「身体が本当に求めていること」
の違いに気づいた瞬間です。
この気づきをもたらしてくれたのが、
インドの医学、アーユルヴェーダでした。
頭で選んだ人生が、私を苦しめていた
私は2017年に米国ハワイに移住し、
州政府職員として働いていました。
年収も800万円ほど。
給料が高くて、有給が多くて、
ステータスのある仕事。
頭で考えれば、「良い仕事」でした。
ですが、蓋を開けたら、
いじめが横行している職場で、
組合に相談するか?という話が
上がっていたほどの環境でした。
にもかかわらず家に帰るごとに、
義母から「あなたは大学の学位があって、
優秀な仕事に就いて、素晴らしい」
と褒められる始末。
いじめられるための学位だった?
そんな冗談を言えるほどの余裕すらありませんでした。
人生を本当にいま変えないと間に合わない、
というくらいに切羽詰まっていました。
仕事に通いつつも、
自分の人生を変えることを
叶えてくれそうなことをたくさん試しました。
日系のお寺にも通いました(が、最終的には信者にならないかと勧誘され通うのをやめました)。
結局続けられたのが、
アーユルヴェーダだったのです。
身体は、ずっと私に語りかけていた
身体は、自分が乱れている状態を、
色々な方法で教えてくれます。
例えば、食後に甘いものが欠かせない時。
これは、精神的なグラウンディングが
足りてないサインです。
仕事終わりにビールと塩辛いおつまみが
無性に欲しくなる時は、
日中の緊張やストレスで
身体が熱を持っているサインです。
極端に特定の味を欲している時は、
その逆の味でバランスを取ることで身体と心の調子が整います。
寝る前に思考が止まらない時も、
身体が「刺激を抑えて」と教えてくれているのです。
乾燥肌、便秘、切れ毛—これらも全て、
身体からのメッセージです。
アーユルヴェーダは、
これら小さなサインの読み解き方と、
バランスの取り方を教えてくれるのです。
アーユルヴェーダが教えてくれた、身体の知恵
アーユルヴェーダを実践して肌で感じたことが、
私の人生を変えてくれました。
それは、
私は頭で良いと思って食べ物を選んだり、
運動したりしていたけれど、
それが間違っていたんだ、
ということ。
そして仕事も、
ステータスのある仕事を
【頭で】選んでいたから問題が起きていたのだ、
ということでした。
頭でタンパク質が、、、と考えていると、
私たちの自然な欲求である
「食欲」と乖離した選択をすることになります。
頭で栄養が整ったものを選んで食べたとしても、
身体が消化吸収できなければ、
それらの食べ物は長期的には便秘を誘発したり、
体内毒素を溜める要因になり得るのです。
英語で直感のことを
Gut feeling(Gut = 腸)と言うのも、
言い得ていると思います。
身体はすでに、
何を必要としているか知っているのです。
私たちはただ、
その声に耳を傾ける方法を忘れていただけなのです。
頭で考える vs 身体で感じる
ここで誤解してほしくないのは、
「考えること」自体が悪いわけではないということです。
アーユルヴェーダの原理を学ぶには、
もちろん思考が必要です。
でも実践するときに必要なのは、
身体の感覚です。
学びの思考:アーユルヴェーダの原理を理解する
コントロールの思考:身体の信号を無視して、ルールに従おうとする
アーユルヴェーダが教えてくれたのは、
いつ「考える」べきで、
いつ「感じる」べきかの違いでした。
腸は、身体と魂が出会う場所
アーユルヴェーダでは、
腸(特に消化の火、アグニ)は
変容が起こる場所とされています。
食べ物が栄養に変わる場所であり、
同時に、経験が知恵に変わる場所でもあるのです。
あなたの身体が食べ物について
何を必要としているか知っているように、
あなたの魂も、
どんな経験が必要か知っています。
どちらも、論理ではなく感覚を通して語りかけてきます。
私の人生が変わったと言うのは、
この食欲に素直になることを通して、
本当に自分がやりたいことを
"思い出す"ことができたからでした。
食べ物の選択で身体の声を聞く練習をすることで、
人生の選択でも魂の声を聞けるようになったのです。
アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダは、
インドでは5000年ほど続く医学です。
特徴的なのが、症状を病気の予兆と捉え、
バランス(ドーシャ)には肉体的、
精神的な要素も加味した上で診断されることです。
私の場合は食べ物の切り口から実践し始めましたが、
身体、心そして魂の3つ全てにまで
影響を与えることができるのが、
アーユルヴェーダの素晴らしい部分です。
あなたがあなたであることを思い出す
日本やアメリカに住んでいる人のほとんどは、
選択できるだけの
食の自由を与えられているのではないでしょうか。
もしそうであれば、ぜひ、
食欲のままに素直に食べることを通して、
自分が本当に望んでいることを
思い出していただきたいと思います。
インドでは、
生まれた日時と場所を使って
自分の使命を割り出す占星術があるほど、
私たちは何かを達成したいから
ここに存在するという考え方があります。
今の時代は、仕事の数、場所、働き方、
全てにおいて選択肢がある時代です。
「あなたの好きなことをやってごらん」
と言われる時代だからこそ、
あなたがあなたであることを
思い出して生きていただけたらと思います。
今週、試してほしいこと
食べ物に手を伸ばす前に、
少しだけ立ち止まってみてください。
そして、頭ではなく身体に問いかけてみてください。
「あなたは何が欲しい?」と。
「サラダを食べるべき」(頭の声)と
「温かくて、落ち着く味噌汁が欲しい」(身体の声)
の違いに気づいてください。
この小さな練習が、
あなたが本当に求めている人生への
扉を開く鍵になるかもしれません。
そしてそのために、
アーユルヴェーダが役にたつものなのだ、
と実感していただけるよう、私も発信していきます。
まだ本を読んでいない人は⬇︎